ポール・デルヴォー その生涯と人物像 (2004)
20世紀ベルギーを代表する画家ポール・デルヴォーは、古典的な構図の室内や街の中に、まるで白昼夢のように女性が登場する幻想的、神秘的な絵画で広く知られています。
デルヴォーの作品の特色として、絵の中に自分自身を登場させるほか、自分の分身としての架空の人物、骸骨などによる象徴的な表現があげられます。また、家族、恋人、妻、友人、モデルなどがたびたび登場します。表現主義的な初期から超現実的なスタイルを確立した時代を経て晩年に至るまで、人物像は一貫して中心的なモティーフとなっています。
本展覧会では、デルヴォーと親しい人々の肖像画を中心に、画家の生涯を見つめようとするものです。デルヴォーはほとんど毎日アトリエで過ごし、友人たちと会うときも常にスケッチブックを携えていたそうです。デッサンはデルヴォーにとってとても重要な制作の過程であったといえます。本展では、多くのデッサンが出品され、油彩画とともに鑑賞することでデルヴォー芸術を理解する貴重な機会となるでしょう。
本展はベルギーのポール・デルヴォー財団設立25周年記念展として特別に企画されたものです。
<画像> ポール・デルヴォー (Paul Delvaux) ジュール・ヴェルヌへのオマージュ 1971年
□ 会期会場
- 2004年6月19日〜7月25日 新潟市美術館
- 2004年7月31日〜9月5日 宮崎県立美術館
- 2004年9月10日〜10月17日 福岡県立美術館
- 2004年10月23日〜11月7日 松坂屋美術館
- 2005年2月5日〜3月13日 福島県立美術館
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