エコール・ド・パリ - プリミティヴィスムとノスタルジー
1910年頃から1940年頃までの20世紀の前半を中心とした時期、パリのモンパルナスには世界各地から若い芸術家たちが集まり、その出会いと交流から様々な芸術的成果が生まれました。イタリアからモディリアーニ、ポーランドからキスリング、ブルガリアからパスキン、ロシアからシャガールやスーティン、そして日本からは藤田嗣治が大きな志を抱いて海を渡ったのです。
「エトランジェ=異邦人」であった彼らの産み出した世界は、生命感に満ちた素朴な表現を志向しつつも、故郷を喪失した者だけが紡ぎ出せる郷愁に満ちています。本展は「プリミティヴィスム」と「ノスタルジー」の間で揺れ動いたエコール・ド・パリの芸術家たちの姿を、油彩画を中心に彫刻、素描など全約80点を通して探ります。また、関連する写真・映像資料のセクションも併設し、時代背景を知る上で充実した貴重な機会を提供致します。
<画像> アメデオ・モディリアーニ《スウェーデン娘(アニー・ビャーネ)》1919年
個人蔵
□ 会期会場
- 2006年6月3日〜7月30日 岡崎市美術博物館 [ サイトを開く ]
- 2006年8月4日〜10月9日 熊本県立美術館 [ サイトを開く ]
- 2006年10月18日〜12月17日 兵庫県立美術館 [ サイトを開く ]