パリ・ブールデル美術館所蔵 巨匠 ブールデル展
2007年度
パリ・ブールデル美術館の全面的協力のもと、"近代彫刻の父" ブールデルの芸術の全貌を余すところなく紹介します。
エミール=アントワーヌ・ブールデル(1861-1929)は、ロダンやマイヨールとともに“近代彫刻の父”と呼ばれるフランスの彫刻家です。南フランスのモントーバンに生まれたブールデルは、美術学校で彫刻を学んだ後、ロダンの助手を務めました。ロダンのもとを離れてからは、建築的要素との結びつきを感じさせる秩序ある形を追求した独自の作品を数多く発表し、20世紀前半の彫刻界を牽引し、日本の近代彫刻にも少なからぬ影響を及ぼしました。
本展はパリ・ブールデル美術館の全面的な協力のもと、彫刻に加えドローイング他も含めた約120点を一堂に展示します。大作《弓をひくヘラクレス》やベートーヴェンの肖像の連作など、数々の代表作を通じて彼の作品の魅力を様々な側面から紹介いたします。
出品作品 :
- 123 点 (彫刻75点、ドローイングほか48点)
会場・会期 :
-
2007年度
- 北九州市立美術館・福岡 ... 2007年6月9日〜7月16日
- 新潟市美術館 ... 2007年7月24日〜9月16日
- 高松市美術館・香川 ... 2007年9月21日〜11月4日
- いわき市立美術館・福島 ... 2007年11月11日〜12月24日
- 松坂屋美術館・名古屋 ... 2008年2月6日〜2月19日
<画像>
アントワーヌ・ブールデル
《弓をひくヘラクレス》
ブロンズ
© Musée Bourdelle, Paris, André Morin
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