世界中の人々に愛されてきたピーターラビットの絵本。その出版100年を記念し、世界主要各国を巡回する「ピーターラビットの世界」展を開催します。

誰もが一度は読んだことのあるピーターラビットの絵本は、1902年に初めて出版され、今日まで世界中の人々に愛されてきました。この絵本の出版100年を記念し、英国・国立ヴィクトリア＆アルバート美術館とピーターラビットの出版元であるフレデリック・ウォーン社の特別協力により、世界主要各国を巡回する「ピーターラビットの世界」展を開催します。

本展では、日本初公開となる英国・国立ヴィクトリア＆アルバート美術館が所蔵する作者ビアトリクス・ポターの素描や水彩画を中心に、フレデリック・ウォーン社が所蔵する原画、合わせて約80点と、ポターゆかりの品々を多数ご紹介します。また、絵本作家のみならず、植物学者、農場経営者、環境保護者としても活躍したポターの知られざる一面を紹介するとともに、彼女が愛してやまなかったイギリスの自然にその芸術の原点を探ります。

出品作品 :

• 84 点

会期 :

• 2002年9月〜2003年5月

会場 :

• おかざき世界子ども美術博物館 [愛知]
• 大丸ミュージアム KOBE
• 大丸ミュージアム KYOTO
• 大丸ミュージアム・心斎橋

<画像>
ビアトリクス・ポター
《ピーターは無理やり、木戸の下からマクレガーさんの畑にもぐりこみました 『ピーターラビットのおはなし』》
1902年
水彩、ペン、インク・紙
Photograph Credit : © F. Warne & Co. 2002