キューガーデン
英国王室が愛した花々
シャーロット王妃とボタニカルアート

2020年度 -

「キューガーデン」の名で親しまれ、ユネスコ世界遺産にも登録されている英国キュー王立植物園。世界の植物学研究をリードし続け、20万点以上の植物画コレクションを収蔵していることでも知られています。同園は18世紀から19世紀初頭、ジョージ3世とシャーロット王妃の時代にその規模を飛躍的に拡げ、整備が進みました。

この時代には、自然科学の発展に伴い、ボタニカルアートも大きく花開きました。正確な描写と美しさを両立する優れた画家が現れ、植物誌の刊行も盛んになり、世界中から集められた色とりどりの花々は一般市民をも魅了しました。

Botanical Arts of FLowers - Braintrust Inc.

本展では、キュー王立植物園が所蔵する貴重な植物画コレクションを中心に、その歴史を辿ります。また、シャーロット王妃に見出された英国王室御用達ウェッジウッド社の「クイーンズウェア」も併せて展観し、世界に先駆け近代化の道を進んだ英国の一面をご紹介します。

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出品作品 :
  • ボタニカルアート 約100点
  • 陶磁器・家具など 約30点
特別協力 :
  • 英国キュー王立植物園
会場・会期 :

<画像>

トマス・ハーヴェイ夫人
プロヴァンスローズ (キャベツローズ) とガリアローズ (フレンチローズ) の栽培品種 (バラ科)
1800年
水彩、紙
35.0 x 25.8
キュー王立植物園
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

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