日本人メキシコ移住100周年記念 メキシコ美術:1920-1950

1997-1998年度

1920年代から1950年代、「メキシコ美術のルネサンス」ともいわれる時代の作品を通じ、メキシコ近代美術の全貌をご覧いただきます。

メキシコ国立文化芸術審議会及びメキシコ国立芸術院の協力のもと、日本人メキシコ移住100周年記念事業の一貫として開催される本展は、20世紀前半の50年、主にメキシコ革命が終了した1920年代から1950年代にかけて、「メキシコ美術のルネサンス」ともいわれる時代の作品を中心に構成されます。

これまで日本に紹介されてきたメキシコ美術は、リベラらに代表される壁画派に、タマヨ、フリーダ・カーロという限られた分野のものが中心で、一般にはそのイメージが強く焼き付けられていることと思われます。しかし、メキシコの近代美術はより多様な展開を遂げており、本展では彼らの作品に加えて、日本人画家北川民次が活躍した野外美術学校派の作品、さらには政治的主張から離れ、ヨーロッパ近代美術の影響にメキシコ独自の美学を融合させ、自らのアイデンティティーを確立しようとした多彩な作家たちの作品も紹介します。メキシコ近代美術の全貌が我が国で初めて披露される貴重な機会となります。

出品作品 :
  • 98 点
会期 :
  • 1998年2月〜8月
会場 :
  • 大丸ミュージアム [東京]
  • 北海道立旭川美術館
  • 大丸ミュージアム・梅田 [大阪]
  • 広島県立美術館
  • 郡山市立美術館 [福島]
Mexcian Modern Masters - Braintrust Inc.

<画像>
図録表紙より

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