府中市美術館で「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」が開幕しました！

府中市美術館で「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」が開幕しました！

府中市美術館は緑豊かな府中の森公園の中にあります。
散歩や談笑、スポーツを楽しむ人も多く、とても朗らかです。

モリスのデザインもより一層映えています。

本展の会場は2階の企画展示室になります。
入り口では格子垣の家と、まるでモリスの作品から飛び出したような可愛らしい小鳥たちがお出迎え。


わくわくしながら展示室の中を進むと、、、


もう一つ家が出てきました。
その中からのぞくモリスの壁紙たち。生活に美をもたらすことを大事にしたモリスの考えを感じられます。


本展は4つの章で構成されています。
第1章はモリス商会やその前身であるモリス・マーシャル・フォークナー商会の壁紙やテキスタイル、家具などからスタート。
身近な自然をモチーフにしながら生き生きとしたうつくしさを表すデザインは、人々の生活に特別な彩りを与えてくれます。


第2章では、ウォルター・クレインやW.A.S.ベンソン、C.F.A.ヴォイジーらモリスを追随した若き芸術家たちの作品を展示しています。


第3章では、アーツ・アンド・クラフツをより多くの人々に広めることに成功したリバティ商会や、ジェームズ・パウエル・アンド・サンズ社などのガラスメーカーの作品をご紹介。



そして第4章、アーツ・アンド・クラフツの精神はイギリスからアメリカへ。
時代や文化の移ろいとともに、制作のスタイルも変わっていきます。しかし、優れたデザインが生活を豊かにするという理念は、ものづくりの核として失われることはありませんでした。


展覧会をお楽しみいただいた後は、ぜひミュージアムショップへお立ち寄りください。
本展オリジナルグッズもたくさん取り揃えてお待ちしています。





(RS)



関連リンク：
府中市博物館

タグ : アーツ・アンド・クラフツとデザイン, 19世紀, イギリス, デザイン, 20世紀, 府中市美術館, 東京都, ウィリアム・モリス, フランク・ロイド・ライト