「日欧プライベートコレクション ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき アール・ヌーヴォーからモダンへ」展が郡山で開幕いたしました

2401royalcopenhagen00_160
日欧プライベートコレクション ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき アール・ヌーヴォーからモダンへ」展の第2会場は、福島県の郡山市立美術館です。








展示期間中に撮影したのでまだポスターは「予告」となっておりますが、1月30日に無事に開幕致しました。

edge

郡山市立美術館は雑木林に囲まれたすてきな美術館です。作品の搬入日は、雪が舞うような寒い日でしたが、葉の落ちた木々に囲まれ、時折日が差す中、静かに雪が舞う景色はとてもきれいでした。

美術館はやや高台にありますので、道路を振り返ると市街が下の方に見え、遠くに山も見えます。

edge
edge

美術館の中も、木が印象的です。館内に配置された椅子や机は、木製の同じデザインで統一されており、まるみを帯びたやわらかいデザインがほっとします。
たとえば、左側の手前に見えるのは椅子です。とてもかわいらしくあたたかみがあり、座り心地もよかったです。


2401royalcopenhagen04_860

美術館のカフェも、ガラス張りで外の様子が見え、静かで落ち着くカフェでした。作業期間のお昼は、カフェでいただくことが多かったのですが、日替わりごはんもパンケーキもおいしいのでおすすめです。

本展の郡山会場の展示は、最初の会場と、特にガラス作品の展示が大きく変わっています。作品ひとつひとつがよく見えますよう展示されています。少し展示室の様子をお見せしますと…

edge

透明なガラスを集めた部分は、宇宙空間のような神秘的な空間になっています。
まるで揺れ動く水が固まったかのような、ガラスの透明感や特性を感じることができます。


郡山市立美術館は、もともとガラスとつながりがおありの美術館なのです。
ガラスの芸術性に取り組んだ先駆者でもあるガラス工芸家の佐藤潤四郎は、郡山市出身で、郡山市立美術館でも作品を多数所蔵されています。


展覧会開催期間は寒い時期ですが、寒い時のガラス作品も氷のようで、美術館館内は暖かいのですが、個人的にはとても印象に残りました。
ぜひご覧いただけましたら幸いです。(TH)




関連リンク:
郡山市立美術館