「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展が新居浜で開幕いたしました

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アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」展が、新居浜市美術館で開幕致しました。








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新居浜市美術館は、あかがねミュージアムの中にあります。新居浜駅の目の前で、とてもかっこいい建築です。電車からも見えます。

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中に入ると階段が印象的ですが、新居浜市美術館の展示室は階段をあがった2階にあります。(エレベーターもございます)

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展覧会タイトルのフォントもかっこいいです。

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展覧会の最後には、新居浜市美術館の独自企画として、日暮別邸の関連展示もございます。

日暮別邸は、建築家野口孫市により、アーツ・アンド・クラフツの新しい潮流の影響を受けて設計されたそうです。
日暮別邸は、別子銅山が移転した、四阪島精錬所が操業を開始した翌年の明治39年に、当時の住友家第15代当主友純により、住友家の別邸として建設されました。もともとは四阪島にありましたが、老朽化が進み、保存のため2018年に2年ほどの歳月を経て新居浜市内に移築され、一般公開されています。


あかがねミュージアムという名前にも印象的な銅ですが、新居浜市美術館の展示では、新居浜という場所の歴史にもつながる、奥行きを感じる展示になっています。

展覧会開幕の翌日、私も、日暮別邸を見学する機会をいただきました。建物の細部にアーツ・アンド・クラフツの影響を見ることができます。たとえば、階段の手すりなどにその影響を感じることができます。

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日暮別邸の入口を出たところからの眺め。この日は遠くに霞がかかっておりましたが、通常は、晴れた日は海が見えるそうです。

日暮別邸とあかがねミュージアムでは、会期中スタンプラリーをされており、スタンプを集めていただきますと、先着で50名様にオリジナル缶バッジをプレゼントされています。この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

あかがねミュージアムのカフェもおすすめです。展示作業の期間中には、お昼に、あかがねワッフルのキャラメルをいただきました。

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新居浜市美術館での展覧会開催は6月30日までです。(TH)

関連リンク:
新居浜市美術館