山口県の周南市美術博物館で「英国王室が愛した花々」が開幕しました

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山口県の周南市美術博物館にて、「英国王室が愛した花々」がオープンいたしました。









東日本はまだ梅雨模様だった展示期間、山口では蝉時雨が降りそそいでいました。

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最寄りのJR徳山駅周辺は、沿岸に大規模なコンビナートが形成されています。
日が暮れると工場の夜景が美しく、駅前や新幹線の車窓からも一帯の様子を見ることができます。


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ボタニカルアートと陶磁器を通して18世紀末の英国の発展をたどる本展も、早いもので3会場目となりました。
会場ごとに、作品の見え方も大きく変わります。
ウェッジウッドの陶器を中心にご紹介する部分では、作品をテンポよくまとめて、見やすくかつ分かりやすい仕上がりとなっています。


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キューガーデンでは、「カンパニー・スクール(カンパニー派)」と呼ばれるインド人画家が描いたボタニカルアートも所蔵しています。
このうち《アカバナスイレン》は、本展後半でイギリス人が描いた作品も出展されています。
同じ花ながら、全く趣が違いますので、見比べると新たな発見があります。

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本展は、8/29までの開催を予定しています。(AO)


関連リンク:
周南市美術博物館